らんちゅうが・・・ 《転覆病》 [らんちゅう]
今年の冬は凄く冷え込んでいたので、事務所の外に有る3.5Mほどのタイル貼りのらんちゅうの水槽に、雪や冷風が当たらないようにシートを掛けていました。2月の初め頃少し日差しも温かくなったと思いシートを外してみたら・・・・なんと一番大きな(17cm程)らんちゅうが沈んでいました。あーぁとうとう★=ちゃったなぁと思ったら、なんと!ひっそりとエラ呼吸をしながら生きていました。様子を見ながら別の水槽に隔離したのですがやはりずっと横たわったままで・・・
時折方向転換をしようと尾ひれをばたばたさせて泳いでいます。
ネットで色々調べてみたところ、こんな事が判明しました。
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転覆病 (別名 : 浮き袋病) 《引用させていただきました》
内臓脂肪の為に浮き袋の圧迫や変形が生じる事や、浮き袋を支配する神経の障害が原因で、
正常な体勢を保てずに転覆した状態になってしまう病気。
好発時期)水温が15度以下になる時期。
症状) 初期症状は、時々転覆してしまいそうな素振りを見せたり、
以前よりも明らかに泳ぎが下手になるなど。
進行すると、水面や池底で転覆したままとなる。
水面に露出した部位は、乾燥から壊死を起こして黒くなり、
その部分に二次感染を起こし、死を迎える場合がある。
対処法)
1.以下を基本とし、2日間様子を見る。
① 必ず絶食。
② 水換え(100%新水を使用。)
③ 寒い季節なら25℃の水温。(1日の最大上げ幅は2~3℃。)
④ 0.8%塩浴。(1日目から0.8%塩浴。)
⑤ エルバージュ4g/100L。
2.改善が無ければ、以下を3日間。
⑥ 少量の餌。
⑦ 水換え(100%新水を使用)
⑧ 寒い季節なら25℃の水温。(1日の最大上げ幅は2~3℃。)
⑨ 0.5%塩浴。(1日目から0.5%塩浴)
1と2を交互に繰り返すと効果が認められる事があるが、再発率は非常に高い。
原因が病原菌でない為に、天日干し等の必要はない。
予防法)
肥満が原因の場合、一度ついた脂肪を取るのは難しい為、
肥満魚にしないことが大切。
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読ませて頂いた症状からして、きっと上記の病気だろうと思います。
肥満が原因・・・一番食欲旺盛なオデブちゃんなのでした。
今は、サーモスタットの効いた温々とした塩水の中で、元のバランスを取り戻そうと頑張っています。治る可能性は薄いということですが、なんとか介抱してみます。もう少し早く発見してあげれば良かったと反省しています::
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